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Q&Aで専門家がわかりやすく解説!「再生支援・プレ再生支援」とは?〜前編〜

このコラムは【前編・後編】の2回に分けてご紹介します。

Q.「再生支援・プレ再生支援・」とは何ですか?

A.
「再生支援」
赤字や債務超過に陥り、このままでは金融機関からの

新たな融資や条件変更が難しい中小企業に対し、

専門家による財務・事業面の調査(デューデリジェンス)を実施したうえで、

財務や事業の抜本的な見直しを行い、再生計画を策定する支援です。
策定した再生計画をもとに、金融機関との合意形成を目指し、事業の立て直しを図ります。

「プレ再生支援」
本格的な再生計画を策定する前の準備段階として、デューデリジェンス及び再生計画策定の支援を行い

最長3年間、事業の立て直しに向けた伴走支援を行う仕組みです。

財務や事業の状況を整理し、事業構造の見直しや方向性を検討しながら、

将来的な再生計画策定に向けた土台づくりを進めます。

すぐに抜本的な計画づくりに入ることが難しい企業に対して、段階的な支援を行います。

Q. どんな企業が対象になりますか?

A.
協議会は、北海道内の中小企業を支援対象としています。
具体的には、「中小企業基本法」に定められている規模の企業です。
(リンク:中小企業庁HP 中小企業・小規模企業者の定義
その中で、再生支援・プレ再生支援の対象となるのは以下のような企業です。
・赤字や債務超過の状態にある企業
・金融機関からの借入額が大きく、返済に困っている企業
・金融機関から経営改善計画の提出を求められている企業
・借入金の返済猶予について金融機関からの了承が得られない企業

Q. 収益力改善支援との違いは何ですか?

A.
「収益力改善支援」
→主に収益力の改善にターゲットを絞って事業改善を目指す支援で、
第三者によるデューデリジェンス(財務・事業調査)は行いません。
「再生支援・プレ再生支援」
→財務や事業の立て直しや抜本的な見直しが必要な企業向けの支援です。

金融機関にとって、返済条件の変更(リスケ)に応じるためには、

第三者による専門的な調査結果や信頼できる再生計画が不可欠です。

そのため、財務・事業面の調査(デューデリジェンス)を実施し、

経営の実態を把握したうえで、再生計画を策定します。

収益力改善支援よりも一歩、二歩踏み込んだ支援となります。

※詳しい支援の流れについては、当HP内でも解説しております。

再生支援・プレ再生支援について詳しくはこちら

後編では、更に具体的な内容や相談のポイントについて詳しく解説します。ぜひあわせてご覧ください。

2025/08/06

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