企業支援をする際、最初に決算書を提出してもらいます。
その数字を見て、「何かちょっと変だな」と違和感を感じたことはないでしょうか。
忙しい時は、わずかな違和感を感じても、「大きな問題にならないだろう」とつい放置してしまい、
後から問題が大きくなって「最初に調べておけばよかった」と
後悔するような経験を聞くことがあります。
少し前にある企業が店舗前の街路樹に除草剤を撒いて枯らしてしまう事件がありました。
想像ですが、きっと社員の中には「これはおかしいのではないか」と感じていた方はいたはずです。
しかし、「上司に言ってもしょうがない」とか「他の店舗でもやっていた」と
見過ごしてしまったのではないでしょうか。
その結果、後になって様々な問題が大きくなり、
企業の存続に関わる重大な問題に発展しましてしまいました。
このように「違和感の放置」というのは、問題が大きくなる原因の一つです。
企業支援の現場でも違和感の放置をせずに対処する姿勢で取り組みたいと思っています。
2025.1.29