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コラム

「調査報告書」を読んで感じる2つのこと

最近、さまざまな企業の組織の不祥事が明らかになり、
外部弁護士等による「調査報告書」が公表されています。
その内容は、新聞やテレビといったマスコミでも報道されていますが、
インターネットなどで公表された「調査報告書」を直接確認してみると、色々な気づきがあります。

例えば、外部弁護士が関係者にヒアリングした際の詳細な回答や、不祥事の発生原因の分析など、
報道では伝わりにくい部分が多々見えてきます。

これらの「調査報告書」を読んで感じることの一つ目は、
まずは1次情報にあたることの重要性です。
インターネットやSNS、新聞やテレビなどの報道は
公表された「調査報告書」の内容を伝える2次情報です。
さまざまな情報について、一番最初の情報源である「1次情報」に
まず当たってみることはとても重要なことだと思います。
たとえば、金融関連の情報についても、
金融庁や中小企業庁などの官庁や関係機関のホームページに掲載された
「1次情報」を確認することで
新聞などでは報道されていない部分も見えてくるのではないでしょうか。

「調査報告書」を読んで感じることの二つ目は、
どこの組織でも「違和感の放置」が不祥事の原因や要因となっている点です。
「それはおかしい」と感じても、声を上げにくい状況があるのは理解できますが、
一旦不祥事が判明すれば、それが結果的に組織の維持や継続に重大な影響を与えることが
多くの事例で明らかになっています。
「おかしいことはおかしい」と声を上げる勇気を持つことは
組織を守る上でも非常に大切なことだと思います。

2025.1.8

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