協議会では、中小企業の「駆け込み寺」としての機能を強化するため、
様々な支援メニューを用意しています。
イメージしやすくするために、これを病気やケガに例えて説明をしてみます。
【Step1】
まず少し体調が悪いと感じた時、通常は家にある薬を飲むでしょう。
もし家に薬がない場合はドラックストアで購入します。
それでも良くならない場合はクリニックを受診して数日分の薬を処方してもらいます。
【Step2】
さらに、症状が悪化した場合は、専門の病院に行って検査を受けます。
検査で重篤な病気が見つかった場合、入院して治療します。
【Step3】
場合によっては手術やリハビリが必要なこともあるでしょう。
【Step4】
治療が終わると、退院することになりますが、退院にも2つのケースがあります。
回復して退院する場合と、残念ながら葬儀屋さんにお世話になる場合です。
このように病気やケガに例えると、症状に応じて様々なフェーズがあることは分かりやすいでしょう。
協議会の支援メニューもこのフェーズに当てはめて説明します。
「収益力改善支援」というのは、ドラックストアやクリニック受診の段階です。
「プレ再生支援」となると検査や検査入院の段階、
「再生支援」となると手術、
「再チャレンジ支援」となると葬儀屋さんのお世話になる段階に相当します。
このような形でイメージを持っていただくと
協議会の支援メニューのイメージがよりわかりやすいかと思います。
つまりは、
「協議会は、様々な症状を持つ中小企業に対応している」
ということです。
中小企業活性化協議会は、かつて中小企業再生支援協議会という名前でした。
ですから、協議会と聞くと、手術専門だと思っている方もいるかもしれません。
しかし、症状が軽い、ドラックストアで薬を買う段階で対応した方がお金も時間もかかりません。
早めの対応が、より効果的に問題を解決できるのです。
私たちは、経営上の様々な課題を抱える中小企業の支援に全力を尽くしていきたいと考えています。
2024.11.20